建築大好きオジサンの覚書

55才からの迷わないマンションリフォーム

中高年の施主が大満足:超高級住宅地のリノベ済みマンション

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今回は超高級住宅地のリノベ済みのマンションにお邪魔しました 。中高年のお施主様がたいそうお気に召していらっしゃいます 

 会社でお昼をかきこみながら、にわかリフォーム知識を熱く語っていたら

「ボクの母親がリノベ済のマンション買ったけれど見る?」

と同期に誘われました。おおお、行きます、行きます。

 同期の母君が独り身になられ、とうとうご実家を売却されてマンションに移られたそうです。

ご実家は超高級住宅地ゆえ、小さく土地を分割売却することはままならなぬ!というのが地域住民の間でのお約束事。景観保全のためには致し方ないローカルルールです。

そのため、なかなかお宅が売れず、それはそれは大変だったとか。そりゃそうでしょうとも、今のご時世、あれだけのお宅をババーンと買える人はなかなか現れないのも分かります。

ようやく白馬の王子様があらわれて売買交渉が進むのと並行して、お母様の引っ越し先探しが始まったそうです。お母様はどうしても慣れ親しんだ地域を離れたくないとおっしゃり、探しに探して駅近のマンションに移られたとのこと。

ただ、そのマンションはご実家に比べるとお母様いわく

「おどろくほど狭いので」

移られる際は、お荷物をたくさん処分されたそうです。

お茶の先生もなさっていたお母様は、大切なお茶碗も譲られて、お引越しされたのだとか。

 高齢者の終活にむけての荷物整理は本当に大変

簡単に「荷物を処分」と言いましたが、

「そりゃもう大変だったんだよ」

いや、ホントそうでしょうとも。

ボクも実家マンションの整理でほとほと疲れましたから想像に難くないです。

気が進まないお母様の元へ毎週末子ども達が集まったそうです。少しずつお父様の遺品を整理したり、お母様の荷物を減らしたりが、半年以上続いたそうです。

いわゆる終活ですね。

最初はしぶしぶモノを整理されていたお母様ですが、マンション探しが佳境に入ると

「マンションは収納がなくて狭い」

とようやく実感されたそうです。

それをきっかけに、荷物整理もはかどったのだとか。外野がわーわー言うより、ご自身が気づかれて前向きに整理に取り組むことが大事ですとも。

高齢者が一軒家からマンションに移るということ

「新築物件も結構見たんだけど、売主がまだ住んでいる中古物件の方が母の参考になったみたいだよ」

マンションでの生活が想像できるというか

「こんなに風に住めばいいのか」

「こういう家具の配置になるのか」

って、分かりやすいですよね。

大きな一軒家にお住まいだったお母様にとっては、人が実際に住んでいるマンションをご覧になられた方が、今後のイメージしやすかったのかもしれません。

今お持ちの家具類は大きくてマンションには入らないことがようやく理解できたようで、思い切って家具を処分されたのだとか。

ある有名家具店が取り組み始めた家具買取サービスを利用したところ、お持ちのクオリティーの高い家具を高く買ってもらえたのだそうです。

同時に引っ越し先の照明器具やマンションサイズのダイニングテーブルなども買うことが出来て

「すごく便利なシステムだったけれど、あの会社のサービスまだあるかな」

大丈夫、調べたらまだやっていました。親子喧嘩にもめげずに。(*2018年7月現在)

「新築、中古っていろいろ行ってみたけれど、結局は、中古でリノベ済の物件になったんだ」

即入居できる方が、「ここに住むんだ」って気持ちにもなられますよね。

中高年に大人気:リノベ済マンション購入の4つの決め手

ただ問題は、高級住宅地ゆえにそもそもマンションの売り物件があまりなく、ましてや「リノベ済の物件」を探すのにはすごく時間がかかったそうです。

最終的に残った候補のうち、お母様の心を動かしたのは以下の4点だったそうです。

  1. 雰囲気のある下がり天井(さがりてんじょう)
  2. ヘリンボーンでスタイリッシュな無垢の床
  3. オシャレでニュアンスのあるペンキの壁
  4. 新しい設備が目を引くピカピカのキッチン

お母様はマンションの広さより、設備や内装を重視されたとのことでした。

 さて見学当日、母上はお友達とお茶会にお越しとのことで、お母様をお見送りして入れ違いにお家にお邪魔しました。会社同期は中高も一緒だったので、これまでも何度かご自宅に伺わせて頂いたことがありました。

「どうぞ、そうぞ、ご遠慮なくご覧あそばせ」

とじきじきにお言葉賜り、緊張感が高まったしろくまダンナです。

超高級住宅地のリノベーション物件とは

あの広いご実家を思い出すと、たしかに「こぶりなマンション」でしたが、いえいえ、ええっと、これは普通にお一人で住まわれるには「十分すぎる大きさのマンション」でございます。

噂の下がり天井にも薄い木が貼ってあって、ヘリンボーンで組み込んだ無垢の床材との調和がすばらしく、重厚感あふれていました。

キッチンはピアノのような鏡面仕上げで汚れもすぐ落ちそうです。

引き出し式の食洗器もあって、お友達を呼ばれる時には活躍するのだとか。

お母様の心をがっちりつかんだ壁は、外国製のペンキでニュアンスのある色合いに塗られていました。無垢材との相性もばっちりです。

お母様いわく

「舶来品なのよ」

というペンキは、そうです、かのベンジャミン・ムーア製で、たしかWythe blue (ワイス・ブルー)だったかな、ステキなグリーンの色合いでした。

販売する前に、協力会社が施工したリノベーションした物件なのだそうですが、いやはやオシャレです。

しろくまファミリーは家族ぐるみの付き合いの同期だったので、今回はしろくま奥さまもお邪魔させてて頂きました。

しろくま奥さまは

「あらぁ」

と言ったきり、ステキな室内に言葉が出ません。奥様、気を確かに!

まとめに代えて:超高級住宅地のリノベーションマンションの特徴

コンパクトながら、人目を引く無垢材と下がり天井のマッチング、ちょっと他ではなかなか見ないペインティングの壁、新しい設備が整った美しいキッチンと三拍子そろったマンションでした。

マンションって広さじゃないですね。住む方の美的センスなんだなぁと実感した一日でした