建築大好きオジサンの覚書

55才からの迷わないマンションリフォーム

マンションのガス給湯器の変更は慎重に:床暖房増設は施主が思うより難しい

f:id:shirokumablog:20180816024430j:plain

設備の増設が可能かをチェックすることにしました。今回は床暖房の増設です 

  自宅のリフォーム希望設備の4番目に床暖房をあげました。

冬になると床に張り付いてぬくぬくごろごろ、床から離れられません。リビングだけでなく、他の部屋にも床暖房を入れたな

床暖房ならまずはガス会社に聞かねばと、一年に一回のメンテナンスの折に、軽い気持ちで尋ねてみました。思ったより大変な工事になりそうです

ガス給湯器の変更時に「床暖房増設予定」を言っておくべきだった

 マンションが建って15年、つい3年前にガス給湯器を換えたばかりです。給湯器の音が気になって、マンションのエントランスホールで開いていたガス会社の機器展示会で相談して換えました。

さて、一年に一回のガス会社のTESメンテナンス訪問の折に「床暖房を増設したい」と軽い気持ちで聞いてみました。答えは思いがけないものでした。

「増設ですかあ・・・前回給湯器変えた時にそういってもらえたらねぇ、ほぼ同じ価格で口が多いのを設置したのにねぇ」

ええええ?その口ぶり、できないってことですか?

「ちょっと待ってくださいね。見てみましょう、えーと、いくつ増設されます?」

増設希望の部屋は2つなのですが・・・

「2つは無理かなぁ。給湯器の床暖房用の空いている口があと1つしかないから」

え?そういうモノなんですか?

「そう、まぁ、次回の給湯器変更まで、口を分割して使うっていうことも出来ないわけじゃないけれど・・・」

他に方法あります?

「戸建てなら専用の熱源機がおけるんだけど、マンションだからね、ちょっと無理かな」

じゃ、床暖房2つの増設はダメってこと?

「ま、簡単にいえば、そういうことです」

まさかの展開でした。

「床暖房増やす予定なら、三年前にちょっと可能性を言っておいてもらえたらねぇ」

いやいや、こちらも、その時にちょっと可能性を言っておいてもらえたらねぇ

次なる課題:床暖房用のパイプがどこにあるかの特定が難しい

リフォームの折になんでも出来るものだと勢い込んでいたしろくまダンナ、がっかりです。

でも、しろくま奥さまの

「寝室ってほとんどベッドなんだから、床暖房は要らないんじゃない?」

のひと言で立ち直りました。そうでした、リフォーム・マジックに掛かっていました。よく考えたら、ベッドの下に床暖房は要りません。

じゃ、床暖房の増設は1つで!

それなら問題なくできるのでは?

と思いきや、次なる難所は「どこに床暖房用のパイプが通っているかの特定が意外と難しい」ことでした。

まだリフォーム会社も決まっていない段階ですが、マンションの管理人さんのところに行って部屋の竣工図を見せてもらうことになりました。竣工図を地下の書庫からえんやこらと持ってきてくださったので、それを写メさせてもらいます。

その後、とりあえず、ガス会社のリフォーム部門の方が来て、竣工図を見ながらベランダのガス給湯器からの動線を確認してくれました。

「うーん・・・おそらく、ベランダからリビングにこういう風にパイプが走っているので、この壁の裏側にパイプがあると思うんですよね」

なるほど

「でも、はっきりしたことは、やはり一部床を開けてみないと分からないですね。リフォーム前に床を切って中身を確認させてください」

ふーっむ、そういう手順なんですね、じゃ、リフォームの前に切ってもらうことにしないと・・・

「ここ、やっぱり『ふかす』ことになるよね」

二人組できてくださったガス会社のリフォーム担当者の方々は、しきりと「ふかす」を連呼されています。どうやら建築用語で「ふかす」っていうのは、「所定の寸法以上に、厚く施工すること」(タクミホームズ建築用語)だそうで、床暖房のパイプが埋まっているであろう場所を少し多めに施工することになるようです。たかが床暖房、されど床暖房。意外といろいろあるんですね

さらなる課題:床暖房の増設には当然床の張替えが必要

床暖房の増設には、現存の床の上から簡単に施工できる「簡単後付けタイプ」の「NOOKはやわざ」なる仕様もあるのですが、今回はせっかくなので、床をはがして、その下に敷設することになりそうです。

ということは、当然ながら、床材の張替えが発生するわけです。おおお、それがまぁ意外と費用が掛かりそうです。床材を張り替えるとなれば、巾木も変える必要も出てくるとか。思っているよりコストが掛かりそうです。

「床材によって費用は全然違いますよ!」

とガス会社のリフォーム担当者さんに励まされたしろくまダンナです。

「前向きにご検討頂ければありがたいです。リフォームの折には、是非弊社に」

と、ガス会社さんが営業されたので、初めて気づきました。ガス会社のリフォーム担当部署ってガス機器だけ扱っているわけじゃないんですね。フル・リノベーションが出来るとは。まったく気づきませんでした。

床暖房リフォーム:簡単と思いきや意外と手間が掛かる

寒さに弱い中高年、床暖房でぬくぬくしたかったのですが、意外と費用も手間も掛かることが分かりました。いやはや、とにかく、ガス給湯器を変える時は、一度「床暖房を増設する可能性がある(かも)」と伝えることが大切です。

そうして、ガス会社のリフォーム担当部署でのリフォームも一考の余地ありです