建築大好きオジサンの覚書

55才からの迷わないマンションリフォーム

ボクはこんなマンションに住んできた:東南アジア編

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突然ですが、立花隆をきどってみました。ボクがこれまで住んだマンションについて書きます。今回は東南アジア編です。 

 リフォームを思いついてから早くも4年が経ちました。どの業者にリフォーム工事を依頼するのかがリフォームの成功の決め手であることは、いくつかお宅を拝見させて頂いて理解できました。

しかし、リフォーム会社を決めるのって、本当に難しいですね。ある人にとって良い業者がしろくまダンナにとって同じように良い会社であるわけでもありません。さてはて、どうすればいいんでしょう。 

そもそも、ボクが思っているリフォームのベースにあるイメージって、自分が住んだこれまでのマンションが少なからず影響しているんじゃないかと気づきました。

そこで、どんなマンションのどんな設備がボクの中では「当たり前」になっているのか探るために、これまで住んだマンションについて振り返ります。誰に頼まれたワケでもないけど

 東南アジア編:とにかく暑い毎日でいかに快適に過ごすかがポイント

東南アジアのコンドミニアムには3回住みました。オヤジの転勤についていった子ども時代とサラリーマンになってから2回。いずれも違う国でした。

東南アジアのマンションの造りは国を超えて似ています。なぜって、とにかく「暑い」からです。四季はなく、「暑い」「すごく暑い」の二種類です。そこに「雨がちょっとスコール的に降る」「雨がすごくいっぱい降る」が掛け合わされます。

東南アジアの風景にプールは欠かせない

とにかく暑いので、コンドミニアムにはプールがついていました。でも、子ども達は学校から戻るとプールに飛び込みます・・・って感じでもなかったです。どちらかというとプールはオシャレなマンションの飾りのイメージで、なぜか日陰にあったりします。プールサイドで本なんか読んでいる大人が多かった記憶です。

プールに入る時は、その国に慣れるまでは慎重にした方がいいかもしれないです。泳ぐと口から水が入るわけで、お腹を壊すかもしれません。また目を開けて泳ぐならゴーグルは必須です。目がやられちゃいます。お風呂のシャワーですら浴びる時は、しばらく慣れるまでは目をつぶっていた方が安全です。引越してきたばかりで目を開けてシャワーをあびてものすごく腫れてしまった日本人を何人も知っています。そんなわけで、お風呂場はささっと汗を流すところであって、ゆっくりするイメージはありませんでした。

掃除のしやすさがアジアのマンションのポイント:ガシガシ拭き掃除

マンションにはメイドさんがいるので、掃除は基本的には彼女のお仕事でした。床はタイルであれ木目であれ、モップで毎日ガシガシ拭いてくれます。

床はコストが安い無垢の板なので、あっちこっちが反り返って、はだしで歩くと足に刺さりそうになったりしました。メイドさんに「ここで足が痛くなった」って訴えると、「おお!」ってガシガシとモップでならしてくれました。それで反りがとれないと、ハンマーみたいので、ガンガン上から押さえてならしていました。今思えば、あれってあっていたのかな。

毎日毎日、メイドさんの床拭きは休みなく続きます。暑い国で清潔に快適にすごすために欠かせないお仕事でした

エアコンは必須。でもスキマがいっぱいで虫の出入りは自由

暑い国なので一年中エアコンをつけています。でも施工が悪くてクーラーの横から外が丸見えでした。おおざっぱにいえば、外も中も地続き感が否めないです。

床はすぐザラザラになるし、虫もはいってきます。暑い国はゴキブリも巨大です。ぶーんって飛んできてカブトムシかと思ったらゴキブリでした。すきまから虫は入り放題なので、毎月二回、ゴーストバスターズみたいな虫退治のスタッフが部屋を燻蒸しにきていました。

東南アジアは安いペンキ塗りが主流

壁はどこもかしこもペンキで塗られていました。安い白ペンキで、照明が不安定な中、部屋の中を明るくしていました。夜になると壁や天井にくっついていたヤモリがきゅーきゅー鳴くと、「あ、あそこ」って白いのですぐ見つけられます。

壁や天井が汚れるとまた上から重ね塗りします。だんだん分厚くなってきて、ドアなんかは閉まりにくくなったりします。ペンキのメリットは、壁にひびが入ると上からとりあえず塗ればいいってことみたいでした。地震が結構あった国では、壁にクラックがはいるとメンテナンスのスタッフさんがやってきて「とりあえず、塗っておくわー」的な感じでペタペタしていました。

白い壁に白い窓枠、濃い色の無垢の床。ボクの中では南国のマンションってこんな色のイメージです。

東南アジアの生活すべてはメイドさんの腕次第

住んだコンドニミアムはどこもメイドさんの部屋がついていました。キッチン裏が基本的にメイドさんの部屋です。その隣には洗濯物を干すスペースがあって、虫を防ぐために壁も屋根も網戸もある、室内のスペースでした。独立した家事室って感じですかね。

網戸があっても虫は入り込むので、メイドさんは毎日下着にまでアイロンをかけてくれていました。虫やバイ菌を殺すためです。

家の中にも虫がいるので、刺されないように長袖を夏でも羽織ったり、現地で手にはいる虫よけスプレーを使っていました。

日本人に長く仕えたメイドさんは日本料理も上手でした。マーケットに行って生きている鶏をさばいてもらったり、熱帯魚みたいな魚の見極めてくれたり、メイドさんなしには生活は立ち行かなかったです

メイドさんが鼻歌を歌いながら下ごしらえをしているキッチンの床はタイルでした。少し緑がかったタイルと白い壁が印象に残っています。おやつの時間になると、パイナップルやマンゴーをキレイにむいてくれたのを思い出します。

油断すると何もかもすぐに傷むので、とにかく掃除が基本でした。拭き掃除は欠かせなかったです。

アジアのコンドミニアム備え付けの家電製品は意外やとても立派

コンドミニアムは日本よりは大きくて、トイレもバスもたいてい2つは付いていました。友達や知り合いのマンションも似た感じでした。

電圧が安定しなかったですが、外国人向きのコンドミニアムなので、電化製品は結構ハイクオリティーでした。アメリカ製の大きなテレビと洗濯機、巨大なオブンなどは当たり前に備えつきでした。冷蔵庫も驚くほど大きなのが2台ありました。

停電も多くて、自家発電付きのコンドミニアムが人気でした。2台ある冷蔵庫は、停電になると自家発電の方のコンセントにメイドさんがささっと切り替えてくれていました。

マンションはそこそこ古くても、どどーんと立派な家電がキッチンには入っていました。

東南アジアのセキュリティ:一応オートロックではあったけれど

門番さんがコンドミニアムの入口にはいて、人の出入りはチェックしています。自宅もオートロックではありますが、まぁ南国なので、セキュリティーはあまり信頼がおける感じではなかったです。

ドアは簡単にぶち破れそうな木製でしたし、一度うっかり鍵を中にいれてロックしてしまって鍵屋さんを呼んだら、手ぶらでやって来ました。「道具は?」って聞いたらにっこり笑ってポケットから針金一本出して、カチャカチャしたらすぐにパーンと華麗に開きました。ひゃー、前職はなんだったのかなと疑う手際の良さでした。

アジア編まとめ:無垢材とペンキでメンテと掃除がしやすい暑さ対策がマンションの決め手

施工が悪くて部屋の中から外が見えたり、ある意味ではいつも外から室内に風が流れ込んできていて、「あじわい」がありました。

掃除しやすいタイルやフロア材が一般的でした。ボクにとっては無垢の床ってそういうわけで「ああ、アジアの国の床材」って印象です。

壁や天井は安いペンキのしつらえでした。ひび割れをささっと隠してくれるペンキは安価で便利でした。

それにしても東南アジアの夏至の頃って暑かったです。太陽が真上に来てジリジリしました。アジアのマンションは暑さ対策がポイントです。メンテしやすく掃除が簡単。ボクのマンションの原風景ってこれですかね