建築大好きオジサンの覚書

55才からの迷わないマンションリフォーム

おすすめビルトイン食洗機:幅60㎝フロントオープン式の海外製食洗機・ボッシュのショールーム編

 

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なんと世界の食洗機のうち3割がボッシュ製だそうです。ボッシュのショールームに行ってきました。リフォーム後に入れられるでしょうか

東京メトロ半蔵門線の水天宮駅を箱崎ターミナル方向へ向かって、ターミナルをつききって外に出て8分くらい歩くとレトロなビルが見えます

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 この実にいい雰囲気のビルの4階にボッシュのショールームはあります。しかし、とりあえず伺うべきは3階の受付です

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3階にボッシュの文字が見当たりませんが、ひるまず進みましょう。「日本グリーンパックス株式会社」が、めざすボッシュの輸入代理店です

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受付で呼び出すとスタッフさんが4階のショールームに連れて行ってくださいます

ショールームには食洗機について詳しく説明してくださる別のスタッフさんが待っていて下さいました

簡単おさらい:ボッシュの輸入をしている日本グリーンパックス社とは

ボッシュの食洗機を輸入している日本グリーンパックス社は50年の歴史のある企業です。本社は京都のようで、いろいろ環境に配慮した事業展開をされているようです。ボクは勉強不足でしたが、コンビニのごみ袋の事業でよく知られている企業のようです

www.greenpacks.co.jp

会社サイトの「沿革」によると、日本グリーンパックス社がボッシュの家電製品を扱かったのは2004年からとありました。ボッシュの家電といえば、ぐるぐるパンの生地をこねる大きな機械をアメリカのモールで見掛けた記憶があります。日本グリーンパックス社がボッシュの食洗機を取り扱ったのは2016年からのようです

なんだか素人にはとても分かりづらいのですが、要するに現在ボッシュの食洗機は日本のボッシュ株式会社が扱っているわけではないのです。この日本グリーンパックス社が輸入しています

後述するように、以前はボッシュの食洗機は日本ボッシュが扱っていたのですが、どうやら当時はシーメンスとの合弁だったようで、合弁が解消すると同時に食洗機からは撤退したらしいです(ボクの理解が違っていたら申し訳ないです。ご指摘頂ければすぐ直します) 

で、過去の歴史はさておき、日本グリーンパックス社がボッシュの食洗機を扱い始めたのは2年前の2016年からです。まだ扱って日が浅いので、いろいろキャンペーンもあるようです。買うなら今です

簡単おさらい:ボッシュってこんな会社

さて、そもそもですが、ボッシュといえば、自動車部品や電動工具、電子機器、精密機器、家電など扱っているドイツの有名メーカーです

www.bosch.com

日本にはなんと1911年にボッシュは進出したようです。日本進出100年以上の歴史ある企業です

しかし、日本にあるボッシュ株式会社がすべてのボッシュ製品の統括をしている現地法人という立ち位置ではなく、どうやらさまざまな企業が子会社や輸入販売代理店として日本に存在しているようです。ああ、ややこしい

corporate.bosch.co.jp

さらに、ボッシュ株式会社が26年前まで販売していた食洗機には一部リコール製品もあるようで経済産業省も注意を呼び掛けています

corporate.bosch.co.jp

そんなこともあって、日本では「ボッシュの食洗機」と聞くと「撤退」「リコール」と未だに少しイメージが悪いのが残念です。今やボッシュは年間600万台もの食洗機を生産していて、世界の食洗機の3割はボッシュ製品だというのに!若い方はきっとご存じないでしょうが、ボクのような中高年シニアにとっては26年前に撤退した時のこのイメージがあまりに強烈で正直ちょっと心配なのです、いろいろと

今のボッシュの食洗機とガゲナウの食洗機は同じ工場製@ドイツ

26年前のことはさておき、ガゲナウのショールームの記事にも書きましたが、ガゲナウは今やボッシュの傘下です。ガゲナウの親会社はBSH Home Applianceです。BSHは2014年以降ボッシュの傘下で子会社化されています。つまり、同じ工場で造られているのです!なーんだ

というわけで、ボッシュの食洗機とガゲナウの食洗機は(素人目には)基本構造はほとんど同じような印象でした

ボッシュのショールームの基本情報とアクセス

  • 中央区日本橋浜町3-26浜町京都ビル3階(ショールームは4階)
  • tel:03-3663-8745 またはメールで予約
  • 10時~17時(土日祝休)必ず予約
  • 東京メトロ半蔵門線の水天宮駅から8分程度。箱崎ターミナルのどんづまりまで進んで、外に出て小学校の脇を進み右折、その後は直進です。時間帯によっては人通りが少なく、途中で「これで合っているのか?」と思わずGoogle先生に聞きたくなるのでお手元に

dishwashers.club-bs.jp

ボッシュの食洗機は4種類

スタイリッシュなボッシュの食洗機が2台、他にもボッシュのステキな家電が並んでいる部屋がショールームです

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45㎝幅と60㎝幅をそれぞれ2種類ずつ販売します。45㎝は「ゼオライトテクノロジー」を搭載しているかいないかで、5万円ほどの販売価格の差があります(ちなみにガゲナウのゼオライト搭載有無は2万円の差でした)

今回は60㎝幅を探しているのでその情報に特化して書きますが、ちなみに60㎝の機種はいずれも「ゼオライトテクノロジー」を搭載しています

60㎝の食洗機の2種類の違いは、「ドアの上部に操作パネルが付いているタイプ」か、「操作パネルが隠れているフルドア面材タイプ」かです。前者が34万、後者が33万のわずかな差です。ショールームには2つとも実機が並んでいました

ボッシュでは分かりやすいパンフレットがもらえます、ブラボー!

ショールームに伺った時すでにBOSCHの名前入りのカッコいい不織布のバッグにパンフレットを入れてご用意くださっていました。ありがとうございます!ボクらも買う気が湧いてきました!

そうして、このパンフが実に分かりやすかったです。ドイツっぽい!各食洗機の内部の写真、どの程度の食器が入るかの具体的な写真、またどの程度バスケットの高さ調節ができるかのレイアウト、面材やパーツの説明、さらに後の方には詳細な図面や取付設置ガイドまで載っています

日本で販売しているボッシュの食洗機はドイツの6シリーズ

日本グリーンパックス社が輸入しているボッシュの食洗機は本国ドイツで製造されたドイツ製の直輸入品です。ドイツでは以下の3シリーズにボッシュの食洗機は区分されています。ショールームにあった60㎝の2種類の食洗機は、売れ筋のシリーズ6に該当しています

  • シリーズ8:ゼオライト乾燥機能、運転音42dB、多機能バスケット、庫内照明、ネット接続
  • シリーズ6:ゼオライト乾燥機能、運転音42dB、多機能バスケット、庫内照明(一部)、ネット接続(一部)
  • シリーズ4:運転音44-46dB、バスケット

インターネットでよく見かけるボッシュの800シリーズ、600シリーズ、400シリーズというのは、どうやら米国で販売されている商品のカテゴリーのようです

 余熱乾燥を促進させる為の2つの機能(ボッシュの機能をガゲナウが採用)

 

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 以前、ガゲナウのショールームでも説明を受けましたが、ヨーロッパ製食洗機の「余熱乾燥」を促進させる方法として、ボッシュとガゲナウが採用しているのが以下の2つの機能「ゼオライト(沸石)と「水のタンク」です

いずれもボッシュが開発した機能でガゲナウはボッシュ傘下に入ったので機能を搭載したと思われます。なにしろ、同じドイツの工場で生産させている訳ですから

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  • ゼオライトテクノロジー(沸石)搭載:下部の右奥にゼオライトを2キロいれた金属の容器が仕込んであります。写真のボトルの中の白い小さい石がゼオライトです)この内部に水が入ることで発熱して、乾燥を促進させます。ボッシュでは丁寧に説明してくださった上にゼオライトが発熱する簡易実験まで見せてもらったのでよく理解できました。ガゲナウでは指摘されませんでしたが、ボッシュでは「下のバスケットの右奥にゼオライトの容器があるので、そこはとても熱くなるため、食器の配置に少し配慮が必要」と親切に教えてもらえました。確かにのぞき込むと「手」のマークがあって「熱くなるから触らないで!」という感じをかもしだしています

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  •  ゼオライトの簡易実験:この可愛らしい手作り感満載のミニミニ食洗機の下の引き出しに、ベージュぽいゼオライト石が入っています。引き出しを開けて、そこに水を掛けて閉めると、あらびっくり。上のパネルに仕込まれた温度計の表示があっという間にがり、温度がものすごく上昇することが分かります。こんなに少ししかゼオライト石が入っていないのに、すごい威力です 
  • 水の入ったタンクが内部左側に設置:水の入った薄いポリタンクのようなモノが左側一面に仕込んであります。写真を撮るのを忘れましたが、白いぺったんこのポリタンクも陳列されていました。ここが冷たいので、簡単に言えば、結露させるような感じで水滴が下に落ちます

ガゲナウの記事でも書きましたが、食洗機に組み込まれているゼオライトは一粒ずつのサイズを合わせるために人工的にBSHが製造しています 

ボッシュの食洗機の機能(シリーズ6)

  •  運転音:42デシベル(ガゲナウと同じ)
  • 洗浄プログラムは6種類:パワフル70℃/オート45~60℃/グラス40℃/エコ50℃/ クイック45℃/予洗い: ガゲナウと名称は若干異なれど、同じスペック。哺乳瓶など衛生面に配慮したい場合はパワフル70℃、、薄いシャンパングラスなどはグラス40℃、通常運転であればオート。予洗いは一日一回運転する前に食器をためておく時のニオイなどが気になる方に便利。
  • 洗浄オプションは5種類:高速洗浄/洗い分け/高温除菌/光沢乾燥/タイマー/(ガゲナウと同じオプションは「高速洗浄=ブースター」で、他はガゲナウの方が高性能の印象
  • バスケットは3段:(後に訪問した)ミーレの特許であったカトラリー用のバスケットの特許が切れたため、各社似たような3段からなるバスケットの造り。
  • バスケットに洗剤用ポケット:ボッシュのスタッフさんが教えてくれたボッシュとガゲナウだけの機能は、2段目のバスケットの手前にポケットのような構造があり、そこに洗剤が(洗剤入れの蓋が開いて、まさにそのポケット内に)落下する造りなので、ポケットの中でうまく溶けて、溶け残しがないという素晴らしい構造です(繰り返しになりますが、ボクが海外で使っていた食洗機は洗剤の溶け残りがたまにありました)

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  • バスケットの色が赤い部分を倒せる:ガゲナウにはその機能はなかったのですが、ボッシュは一目で分かりやすく、可愛い赤にバスケットの該当箇所がなっているので、どこが可動式か一目瞭然
  • バスケットの下にはレールはない:ガイドだけで車輪が走る構造でレールはないです。ここはガゲナウの方が明らかに精巧な構造で、軽くバスケットを引き出すことができました。ボッシュは重い食器が入ったら女性は少し引き出すのが難しいかもしれません
  • 食洗機内に照明:「操作パネルが隠れているフルドア面材タイプ」には付いている
  • プロペラは樹脂系:ガゲナウとと同様
  • チャイルドロック:写真を撮らなかったのがくやまれますが、(ガゲナウのチャイルドロックと構造は同じで)意外とちゃちです。薄いプラスチックの小さい板を引掛けるような構造になっています。正直、折れそう
  • ドアは運転後もクローズのままゼオライトと冷却水があるので閉まったままです(日本はキッチンに害虫が多いので心配な方にはおススメ) (個人的な感想では、ドアは中程度の軽さで開きました)
  • 海外製食洗機用に搭載されている(硬水用)塩入れ機能は日本向けにOFFになっているので表示の電気はつきません(OFFになっていないメーカーもあります)
  • ボッシュで用意しているドアのステンレス面材が安い:(後から他メーカーと比較して気づきましたが)「ドアの上部に操作パネルが付いているタイプ」が27,500円(税別)、「操作パネルが隠れているフルドア面材タイプ」25,500円(税別)とお得な価格設定です。ボッシュ側のステンレス面材を利用しない場合は、ガゲナウ同様自分で好きな面材をキッチンメーカーで作製依頼します

ボッシュは標準セットされているアクセサリーが多彩

ガゲナウと比べて、いろいろなパーツが付属品でついてくる印象です。例えば、日本の家庭でよく使われている樹脂製のタッパー的な物が飛ばないような「小物用クリップ」は便利そうでした

洗剤はフィニッシュでなくてもOK 

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食洗機メーカーはだいたいどこもフィニッシュを勧めてきますが、ボッシュは「キュキュット」でもOKというスタンスでした

乾燥を助けて美しく仕上げるためにリンス剤使用はマストです

また写真にあるような「食洗機の内部を洗う」洗剤使用を勧められました

ボッシュを入れる場合はキッチンの高さに注意

海外製食洗機メーカーの中で一番高さが低いのはミーレ(810ミリ)ですが、ボッシュはガゲナウ同様に815ミリです。この0.5㎝を処理するためにキッチンの天板を薄くするか、高さをあげるか、工夫する必要があります

ボッシュは2018年12月末までキャンペーン中!

ガゲナウ同様、ボッシュも10年を設計標準期間としていて、保証期間は2年ですが、12月末までならなんと3年無料延長で5年の保証期間がついてくるそうです!これは大きい!今でしょ!

ただ、以下はガゲナウ同様ですが、保証期間がすぎてさらに10年以上になっても本国ドイツに「パーツセンター」があってあらゆるパーツを用意しているので、問題なく取り寄せできるとのことでした

そもそも海外製食洗機は(他社も指摘していましたが)日本製と異なって、リニューアルしたところで、ほとんど基本的構造は同じなのでパーツは同じモノを使いまわせて、長く使うには安心だそうです

ミーレ以外のすべての海外製食洗機は問屋を通して購入するので価格は下がる

消費者には分かりづらいのですが、ミーレ以外は問屋さんから食洗機は購入することになります。つまり、実際の割引率は消費者には分からないのです

要するに、正式にはボッシュは33万と34万なのですが、実際にはもっと安くなるということです。ただ、それがいくらになるかはボクらには分からず仕舞い

他社さんから後に「噂ですがね」と耳にしたのは、ボッシュさんは以前撤退した印象を払拭させるためもあって「関西地方では今かなり低めに出しているようですよ」とのことでした。ボクは関西にいないのでそれが本当かどうかも分かりませんが、もしかしたらそうなのかもしれません。単なる噂かもしれません。

まとめに代えて:ごくごく個人的なボッシュへの感想

 素人なので記事内容に関して誤っている箇所があるかもしれません。ご指摘頂ければすぐ修正致します

ボッシュはガゲナウの親会社の製品だけあって、機能面は見劣りしないのに、価格は安めに抑えていて、その上バスケットの可動式部分の色を変える等、細かい配慮もあって素晴らしかったです

しかも、今なら5年保証!

奥さまもボクも庶民ゆえ、心が動かされました。イヤ、ホント。唯一の心配は「以前のように撤退したりしないかな」ということだけです

グリーンパックス社のスタッフさんは「大丈夫です!」と信頼できる感じでした

なんというか、グリーンパックス社さん、庶民の懐ぐあいをよく分かっていらっしゃるって印象です

もう一つ気になったのは、”Bosch dishwasher”でyoutubeを探すと結構な数の不具合の様子を素人ユーザーがアップロードしていることです。しかし、年間600万台を製造して世界の食洗機のシェア3割ですから、その分不具合も出てしまうというものでしょう。(また、試しに”Miele dishwasher”で検索しても同様の画像はヒットします。売れていいるメーカーの必然でしょうか)

ということで悩んでいます、ボクら。奥さまは

「ガゲナウさんのアナ雪のエルサ姫みたいな高貴な感じとはちょっと違ったかしら。ボッシュさんの赤いプラスチックのバスケットが可愛らしかったわよね。赤ずきんちゃんみたいね!」

というコメントでした

うーっむ、赤ずきんちゃんをお家に迎え入れるべきでしょうか?

さてさて、次はAEGの食洗機ショールーム訪問記の予定です

www.shirokumablog-renovation.com