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おすすめビルトイン食洗機:幅60㎝フロントオープン式食洗機・フランスの方々のご意見編

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幅60㎝のフロントオープン式の食洗機を入れることにしました。海外ではどのような基準で食洗機を選ぶのでしょう。今回はフランス編です

前々回のアメリカの方々のお考え前回のイギリスの方々からのご意見からだけではヨーロッパ本土の方々のお考えが抜け落ちておりました

 CÔTÉ MAISON誌のサイトから「食洗機の採用基準」や「食洗機に対する考え方」を拾ってまとめてみました

www.cotemaison.fr

www.cotemaison.fr

フランスの食洗機普及率は実に6割(オマケ・日本の食洗機普及率:26.9%)

フランスでも食洗器は快適な日常生活を送るために必要不可欠だそうです。実際60%のフランス家庭が食洗機を導入しています。

ちなみに平成21年全国消費実態調査』によると、日本の食洗機は26.9%の普及率です(平成22年7月30日)。思ったより日本でも普及している印象です。そうして『全国消費実態調査』は5年ごとに実施されていますが、この食洗機は「所有数量の増加率が高い耐久消費財」の2位でもあり、実になんと増加率41.1%です

いやもうこの『全国消費実態調査』結果を眺めていると、薄々感じていたことが数値になって表れていて、「総務省の皆さま、ありがとう!」って感じです

  • 自動車の所有数量は調査開始以降初めての減少
  • 自動車の所有数量は関東地方の南部及び近畿地方で少ない
  • ルームエアコンを3台以上所有する世帯の割合が上昇
  • 所有数量の増加率が高い耐久消費財は「薄型テレビ」「食洗機」「温水洗浄便座」「携帯電話」「パソコン」が上位5品目

ご参考まで最新版の『平成26年全国消費実態調査』(平成27年7月31日)によると

  • 所有数量の増加率が高い耐久消費財は「高効率給湯器」「太陽光発電システム」「空気清浄機」「IHクッキングヒーター」「サイドボード・リビングボード」が上位5品目

あ、すみません、今回は日本のことじゃなくて、おフランスの皆さまのお考えでした。CÔTÉ MAISON誌のサイトの記載に戻りましょう

おフランスの方々が食洗機を選択する基準は意外と真面目で地に足がついている感

食洗機は以下の理由でフランスで普及しています

  • 家事の時短になります
  • 快適な生活を送れます
  • 実用的です

これから食洗機を選ぶ際は、家族構成、運転音レベル、エネルギー効率(節水機能・節電機能)、洗機の型や搭載モード、他のオプションの有無、予算、お手入れにしやすさに着目しましょう

家のサイズと人数によって食洗機の仕様とサイズを考えよう

  •  ビルトインタイプ:リノベしたなら是非スタイリッシュなビルトインタイプを選択しましょう。ただ、ご存じのとおり、いったんビルトインした食洗機は動かせません。給排水の位置、電気の配線など周りとの距離をよく確認しましょう
  • 幅60㎝が人気:フランスの90%の食洗機が幅60㎝ですが、狭い家や独り暮らし用の部屋では45㎝も人気です。45㎝の小さいサイズは狭い場所にフィットしますが、意外と価格は高いです。近年「ミニマリスト」が人気なのでこの小さい機種も売れています
  • 家族構成:一般的に3人~4人家族であれば12点の食器セットが入ればいいのですが、今後家が増えたりゲスト分も考慮して16点くらいが入ると安心です。同様に独り暮らしの方やカップルでも4点から6点は入るといいです

運転音に配慮しよう

  •  最新の基準は45デシベル以前の50デシベルはすでに流行遅れ。今は45デシベルが基準です。フランスではユーザーの60%は夜間に食洗機を使用しているので、「おやすみモードの」38デシベルが適切です。新機種には「サイレンス運転モード」として36デシベルの運転モードが搭載されているモノもあります

エネルギー効率のチェックはヨーロッパではマスト

  • 使用水量はわずか12リットル:最新式食洗機の使用水量は1運転サイクル12リットルです。通常の手洗いだと38~40リットルのところ、かなり節約できます。なかには、1運転サイクルで水の使用がわずか6.5リットルのモードが搭載されている機種もあります
  • 節電設定:最近は節電に配慮した製品(A+~A+++)になっています。ずっと電気を使用する冷蔵庫とは異なって、運転サイクル中だけに電気を使用する食洗機ではありますが、出来ればA+++だと節電効果抜群です

食洗機を探すコツなど考慮すべき点もろもろ4つ

  • 購入前にはドアを開けてバスケットの仕様を確認しよう:トレイや上下バスケットを確認しましょう。バスケット可動式で平らになる食洗機もあります。上段のバスケットはグラスをキープできる機能があったり、下段のバスケットは食器を支えるピンを移動することで、サラダボールや鍋など大きな調理器具も入れられます。
  • カトラリー用のトレイ:最近人気の上段のトレイはカトラリーを収納できて便利です。きちんとカトラリーをトレイにセットすれば、洗浄も乾燥もより効率的です
  • 最新機種のさまざまなモード:最近の食洗機にはさまざまなモードが搭載されています。「インテンシブ・プログラム」では70度の高温での洗浄が可能です。「サイレント・モード」で夜間も静かに運転できます。「ファースト・プログラム」では1時間以内の洗浄と乾燥が出来ます。「エコ・モード」や哺乳瓶を洗うのに最適な「衛生プログラム」も搭載されています。「エクストラ・ドライ・モード」で運転すれば、最後に雑巾を入れて速乾させることも可能です(え?ホントに雑巾を入れます?)
  • 価格と仕様をチェック:購入しやすい初心者レベルの食洗機からからハイエンドの商品まで多くの種類があるので自分達の家族のニーズに合う食洗機を見つけましょう。300ユーロ(約4万円)から5,000ユーロ(約65万円)のハイエンドの機種までさまざまな食洗機があります。食洗機のブランド、洗浄力、乾燥力、運転音、インテリアにマッチするかどうか、革新的な技術、保証の有無をよくチェックして適切な食洗機をさがしましょう

 食洗機の環境に配慮した清掃方法

  • 食洗機はメンテナンスが必要:ニオイ、食べ残し、油汚れ、カルキにはより環境に優しい適切な清掃方法を覚えておきましょう。ヨーロッパではエコなメンテナンスが求められるので、こまめにメンテできるかもポイントです
  • フィルターの掃除しやすさ:食洗機の底にあるフィルターの掃除しやすさをチェックしましょう
  • ホワイトビネガーを使いましょう:250ミリリットルのホワイトビネガーをバットかリンス剤を入れる箇所(洗剤を入れる箇所の隣)に入れて1サイクル運転させましょう。事前にビネガーを温めておけばより洗浄力がアップします。また更に1キロの精製塩を加えると効果的です(どこにどう加えるかは記述がありませんでした、すみません)
  • クエン酸を使いましょう:食洗機の洗浄とニオイの除去にクエン酸が有効です。ボウルに大匙6杯分のクエン酸を入れて空の食洗機を回しましょう(クエン酸のパウダーだけボウルに入れていいのか、少し不安ですが、水は食洗機を運転させれば入ってくるってことですかね?)
  • 汚れがひどい場合:プラグを抜いて、パーツを全部出してお湯で洗いましょう。ドアパッキンも拭きます。その後、ホワイトビネガー2カップ、もしくはクエン酸大匙6杯、あるいは大匙3杯の重曹を空の食洗機に入れて1サイクル運転させましょう。重曹は食洗機内の脂汚れを落とし、パイプ内もきれいにします

まとめに代えて:フランスの皆さまは意外に細かい印象

おおざっぱなアメリカの皆さま、食洗機に入れられるモノを列挙したりきちんとしたイギリスの皆さまに比べて、運転音やエコな掃除方法などに配慮するフランスの皆さまは意外に細かいことにもこだわる印象でした

イギリスの方々がメンテナンス方法にも言及されていましたが、フランスの方々は「250ミリリットル」だの「大匙6杯」だのより具体的で分かりやすい記述でした

なんかフランス人のちゃらんぽらんイメージと違う・・・(とても失礼なコメント)

とりあえず、メンテナンスが食洗機には必要なことがボクにもよく理解できました

www.shirokumablog-renovation.com