建築大好きオジサンの覚書

55才からの迷わないマンションリフォーム

おすすめビルトイン食洗機:幅60㎝フロントオープン式食洗機・ガゲナウのショールーム編

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ドイツ食洗機の最高峰と噂されるガゲナウのショールームに行ってみました。リフォーム後に入れられるでしょうか

都営地下鉄大江戸線の駅を上がって、東京タワーの方へ坂を上っていくとステキなロゴのショールームが見えます

ちなみにこのおしゃれなロゴはバウハウス(Bauhaus)の影響で1960年代に作られたものです。さすがガゲナウですね!

ショールームはとてもステキで、食洗機の他にも斬新なキッチン機器の展示もあって、伺ったかいがありました

www.gaggenau.com

簡単おさらい:ドイツにおけるガゲナウ

ドイツのガゲナウ本社のサイトによると、1683年にドイツの黒い森周辺で産声を上げた金属製品加工製作会社が母体のようです。現在はBSH Home Applianceが親会社でミュンヘンに本社を置いています。BSHは2014年以降ボッシュの傘下で子会社化されています。(要するにボッシュの傘下にくだったって感じなのでしょうか)

簡単おさらい:日本におけるガゲナウ

輸入代理店は西宮に本社があるN.TECです。1986年に設立された日本の代理店は、ガゲナウのキッチン機器全般を輸入しているそうです。確かに、ハイソなキッチンメーカーのショールームで、ガゲナウのかっこいいオーブンや調理機器が組み込まれたキッチンセットを見たことがあります

とりわけ1986年に作られたオーブンは「職人の技が光るガゲナウを代表する製品となった」とガゲナウの本国サイトでも「イチオシ商品」と紹介されていました

食洗機は日本では8年前から扱っているとスタッフさんがおっしゃっていた記憶があります。ボクの理解能力が悪く、もし間違っていたらすみません

www.ntec.tv

ガゲナウのショールームの基本情報とアクセス

  • 港区東麻布1-8-4 ザ・ベルグレイビィア1階/2階
  • tel:03-5545-3877
  • 基本的には土日休 (要予約)
  • 都営地下鉄大江戸線の赤羽橋から3分程度。東京タワー方面へゆるい坂を上って左手

スタイリッシュなキッチン機器が置いてある1階が外から見えます。2階が60㎝の食洗機のショールームです。1階にスタッフがいなければ電話して到着を知らせた方がいいかもしれません。ボクが行った時は1階にスタッフさんがいたので、お声掛けをしました

2階には調理スペースや食洗機(60㎝機種)の実機をデモ運転してくれる場所があります

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ガゲナウ食洗機は4種類

45㎝幅と60㎝幅をそれぞれ2種類ずつ販売します。いずれも一番のウリの「ゼオライトテクノロジー」を搭載しているかいないかで、2万円ほどの販売価格の差があります

ボクは60㎝幅を探しているのでその情報に特化して書きますが、ウエブサイトに詳細な機能や価格が掲載されています

ちなみにパンフレットはショールームでは頂けませんでした。

「サイトからダウンロードしてください」

ってことだったので、おそらくボクらが買うヒトとは思われなかったからでしょう。そうして庶民のボクら自身も

「こんなにも高級なガゲナウ様の食洗機は、とてもとても手が届かない」

と説明を伺いながらひしひしと感じていました、ハイ。スタッフさんのご判断の正しさよ。他の方のブログを見るとパンフレットも配っているみたいなので皆さまは是非ともゲットしてくださいね!

  • DI 250 461:w 60cm ゼオライトテクノロジー搭載/ 200V 50/60Hz 1.7kW/ 保証期間:2年間/ 488.000円(税抜き)
  • DI 250 460:w 60cm 200V 50/60Hz 1.7kW/ 保証期間:2年間/ 468,000円(税抜き)

スタッフさんは

「わずか2万円の違いなので、ゼオライトテクノロジー搭載の方がランニングコストを考えたらおススメです」

とコメントされていました。記憶では古い機種は42円一回の運転で掛かるけれど、新しい機種は25円だったような 

いずれの機種もドア上側に操作系統のタッチパネルがあるので、ドアを閉めると実にすっきりしています

余熱乾燥を促進させる為の2つの機能

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  • ゼオライトテクノロジー(沸石)搭載:食洗機下部の右側にゼオライトを2キロいれた金属の容器が仕込んであります。写真のボトルの中の白い小さい石がゼオライトです。この内部に水が入ることで発熱して、食洗機の余熱乾燥を促進させます。運転ごとにこのゼオライトを乾燥させて再利用するシステムを組み込んでいるようです(後にボッシュに行った折に詳しく説明された上に実験もしてくださいました)
  • 水の入ったタンクが内部左側に設置:水の入った薄いポリタンクのようなモノが左側一面に仕込んであります。ガゲナウでは見ることは出来ませんでしたが、(後に行った)ボッシュでは白いポリタンクが見本で置いてあったので確認できました。この左側のポリタンクの箇所が冷たいので、簡単に言えば、結露させるような感じで水滴が下に落ちやすくなります

スタッフの方はガゲナウの特性としてお話くださいましたが、後でボッシュのショールームに行った折に実はボッシュが開発した機能だと知りました。ま、ドイツでは同じ会社なので、ね。そりゃそうですね

ボッシュの記事でも書きますが、食洗機に組み込まれているゼオライトは一粒ずつのサイズを合わせるために人工的にBSHが製造しています 

ガゲナウの食洗機の機能

  • 運転音:42デシベル
  • 洗浄プログラムは6種類:オート高温(65~75℃)/オート中温(45~65℃)/オート低温(35~45℃)/エコ50℃/ 高速45℃/予備洗い: 哺乳瓶など衛生面に配慮したい場合は高温、薄いシャンパングラスなどは低温、通常運転であれば中温。予備洗いは一日一回運転する前に食器をためておく時のニオイなどが気になる方に便利。
  • 洗浄オプションは4種類:ブースター/インテンシブ/エクストラドライ/ハーフロード(いずれも、洗浄プログラムを作動させる時にオプションボタンを押して選択できる)それぞれの機能は以下の通り。
  • ブースター:運転時間の短縮(最短56分)
  • インテンシブ:下段バスケットの水圧を上げて洗浄力アップ
  • エクストラドライ:日本の家庭でよく使用されるプラスチック製品の乾燥アップ
  • ハーフロード:食器が少ない時、運転時間の短縮、水と電力の節約
  • バスケットは3段:(後に訪問した)ミーレの特許であったカトラリー用のバスケットの特許が切れたため、各社似たような3段からなるバスケットの造りになっています。とはいえ、ガゲナウのクラフトマンシップが活かされた造りと機能は特筆すべき点です。他社のバスケットの造りと比較するとその精巧さと重厚さは驚くほどです。
  • バスケットの洗剤用ポケット:ガゲナウさんからはまったく説明がなかったのですが、ボッシュのスタッフさんに指摘されて後で気づいたのは、2段目のバスケットの手前にポケットのような構造があり、そこに洗剤が(洗剤入れの蓋が開いて、まさにそのポケット内に)落下する造りなので、ポケットの中でうまく溶けて、溶け残しがないという素晴らしい構造です(確かに、ボクが海外で使っていた食洗機は洗剤の溶け残りがたまにありました)

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  • バスケットの下にレールがあるすべてのバスケットの下にレールがあるので、非常に安定した造りです。(ボッシュ含め他メーカーにはこのレールはありませんでした)
  • 食洗機内に照明あり:ヨーロッパの暗めのキッチンには特に便利そうです
  • プロペラは樹脂系:ボッシュと同様です
  • チャイルドロック:写真を撮らなかったのがくやまれますが、(ボッシュのチャイルドロックと構造は同じで)意外とちゃちです。ぺらっと薄いプラスチックの小さい(アイスクリームスプーンみたいな)板を引掛けるような構造になっています。正直、すぐに折れそう
  • ドアは運転後もクローズのままゼオライトと冷却水があるので閉まったままです(日本はキッチンに害虫が多いので心配な方にはおススメ) (個人的な感想では、ドアは中程度の軽さで開きました)
  • 面材はキッチンメーカーで作製依頼する必要あり

ガゲナウ食洗機の推奨洗剤はフィニッシュ

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食洗機メーカーはだいたいどこもフィニッシュを勧めてきますが、ガゲナウは機械そのものにもfinishと描いてあるように、「フィニッシュでないと(ダメ)」というアプローチでした

乾燥を助けて美しく仕上げるためにもリンス剤使用はマストです。リンス剤が切れた場合の表示もあります

また、海外製食洗機用に搭載されている(硬水用)塩入れ機能は日本向けにOFFになっているので表示の電気はつきません(OFFになっていないメーカーもあります)

ガゲナウと他のドイツメーカー食洗機の違い 

ガゲナウと他のドイツメーカーの食洗機(ボッシュ、ミーレ、AEG) の差は

レクサス とカローラの違いです

と説明されていました。確かに、ショールームの雰囲気は超高級感が漂っていて、ガゲナウがどこの層をターゲットにしているかが分かりました

暗めのショールームなので、食洗機の中の照明がほのかにキッチン周りを照らして実にスタイリッシュです。ヨーロッパの広いステキな暗めのキッチンに装備されている様子が目に浮かびます

 

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また、(後に訪問した)ボッシュとは兄弟ブランドではありますが、バスケットの造りがより精巧です

先に述べたように、すべてのバスケットにガイドのようなレールが付いているので動きがスムーズでした。奥さまも軽々と引き出せていたので、女性に優しい構造がいいですね

ボッシュではプラスチック系の箇所もガゲナウでは光輝く美しいステンレスでした

全体的に男性的なデザイン、堅牢、そうして丈夫そうな造りでした

スタッフさん曰く、万が一故障しても国内にパーツはキープしているし、「そもそもほとんど壊れない」とのことでした。さすがガゲナウさんは違います!

一応メーカー的には10年を「設計標準期間」としているようで、それもボッシュと同じです。繰り返しになりますが、ま、本国では同じ会社で、同じ工場で作っているので、そりゃそうでしょう

また、保証期間がすぎてさらに10年以上になっても本国ドイツに「パーツセンター」があってあらゆるパーツを用意しているので、問題なく取り寄せできるとのことでした。この点についてはボッシュも同様のコメントでした

そもそも海外製食洗機は(他社も指摘していましたが)日本製と異なって、リニューアルしたところで、ほとんど基本的構造は同じなのでパーツは同じモノを使いまわせて、長く使うには安心だそうです

ガゲナウを入れるのが難しいキッチンメーカー:リクシルとクリナップ

ガゲナウのスタッフさんのお話では、

リクシルとクリナップは基本的に入れられない」

とのお話でした。ポンコツのボクには理由がよく理解できなかったのですが、どうやらシステムキッチンの造りが構造上かなり難しいとのことでした

ガゲナウを入れる場合はキッチンの高さに注意

海外製食洗機メーカーの中で一番高さが低いのはミーレ(810ミリ)ですが、ガゲナウは815ミリです。詳しい図面はウエブサイトに載っていますが、この0.5㎝を処理するためにキッチンの天板を薄くするか、高さをあげるか、工夫する必要があります

まとめに代えて:ごくごく個人的なガゲナウへの感想

 素人なので記事内容に関して誤っている箇所があるかもしれません。ご指摘頂ければすぐ修正致します

ガゲナウは本当にスタイリッシュで美しく、金属やパーツが宝石のように輝いていて、こういう機械が入っているキッチンはさぞかしステキだろうなという印象でした

東京タワーへ続く道に面しているショールームは外から覗いてもガゲナウ・ブランドがいかに素晴らしいか目を惹いていました。高級マンションに装備されるのだろうなぁと素人ながらうっとりです

しかし、残念ながらポンコツのボクにはとても自分がガゲナウの食洗機を使いこなせる気がしません

スタッフさんがおっしゃっていた「プリウスやカローラの比喩」も、自分が自動車に関心がなく実際車も持っていないので、ピンときませんでした

想像するに、「大きな車内で安定したサスペンダーがついていて、すーっと走行して、ふんわりしたシートとステキな配色」という車と、「ガタピシでもとにかく動きゃいいでしょう」という車の違いでしょうかね

ってことで、明らかにボクの毎日は「動きゃいいでしょう」というランクの生活スタイルそのものなので、ガゲナウは永遠の「憧れ」であり、ちょっとご縁はないかなぁという印象でした

お忙しい中スタッフさんには見学のためのお時間割いて頂いたのに、本当に申し訳ない限りです

奥さまの感想は

「とっても素敵な凛としたアナ雪のエルサ姫って感じだわ」

って、要するに我が家にお迎えするには高貴すぎるお方でした。お値段的にも凍り付きそうです

ってことで、食洗機ショールームめぐりは続きます。この次は兄弟会社のボッシュのショールーム訪問記を書く予定です

www.shirokumablog-renovation.com