建築大好きオジサンの覚書

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おすすめビルトイン食洗機:幅60㎝フロントオープン式食洗機・欧州系ショールーム事前学習編

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海外の方々がビルトインのフロントオープン式食洗機をどうお考えかをざっくり理解できました。注目すべきポイントが素人なりにどうにかこうにか分かったので、ショールームに行くことにしました (【改訂2018/09/04 23:35】ドアの開放についてミーレからのコメントをアップしました)

以前Sanwa Companyに行った時、ガゲナウの食洗機が入っていました。写真をご覧ください。なんてスタイリッシュなのでしょう

日本ではアメリカ系の食洗機を入れることは現実的ではないので、とりあえずは可能性のありそうなヨーロッパ系のショールームに行くことにしました

ヨーロッパ系の食洗機のおさらい

これまで読んだ英国・フランスの雑誌や新聞によると、ヨーロッパ系の食洗機は以下の3点に特に配慮している印象でした

  • 運転音
  • 環境への優しさ
  • メンテナンスのしやすさ

「環境に優しい」ということは乾燥システムを「余熱乾燥」に頼っているということです

アメリカ系食洗機(もしくは国産)のように熱源でカリっと「熱風乾燥」させていないので、「余熱乾燥」のヨーロッパ系の食洗機はじめじめべちょべちょの仕上がりになりがちです

実際、ボクも使ったことがあるヨーロッパ系(イタリア)のsmeg社も、なんとなくじめじめの仕上がりになりがちでした。日本の食器の裏側(いとじり・いとぞこ)がとりわけ水気を含んでしまいがちです

というわけで、ヨーロッパ系の食洗機の一番の注目点は「いかに余熱乾燥を補ってきちんとカラリと乾燥させることが出来るか」かと思いました。ショールームではこの点に着目しました

そもそもヨーロッパ系のどの食洗機メーカーにも共通することですが、とりあえず「出来る限り陶器食器を詰めて洗う」ことが重要です。陶器食器は洗いあがるとそのものが熱を帯びるので、余熱乾燥が効率的に出来るからです。要するに「ヨーロッパ系食洗機は陶器系食器をパンパンに入れないと本来の力を発揮できない」のです

いくつかの食洗機メーカーのショールームで指摘されましたが「日本の家庭は意外とプラスチック系の食器や樹脂系の容器が多い」ので、そこがヨーロッパ系の食洗機の「前提」とずれていて乾燥しづらくなっているとのことでした

しかし、余熱乾燥対策を実際にどう装備させているかについては各社異なった仕様でした。以下それぞれのメーカーの「余熱乾燥」ポイントです

 ヨーロッパ系食洗機5社の「余熱乾燥」対策

事前にある程度「余熱乾燥」対策の違いを知ってショールームに行った方が分かりやすいと思います。詳しくはそれぞれのショールームに伺った時の記事に書きますが、ここではざっくりキーワードだけ挙げます

  • ゼオライト(沸石)と冷却水タンクで対応:ガゲナウ/ボッシュ
  • 運転終了後ドアが開く&ステンレス部分に冷却空気を取り込む:ミーレ/AEG
  • 運転終了後ドア下から蒸気を逃がす:アスコ

要するにポイントは、運転して「余熱乾燥」した後のことでしょうか

  • ドアが開かない
  • ドアが開く
  • ドアが開かない代わりに下から蒸気を逃す

この3種類の方法で余熱対策を行っている印象です。各社の他の企業の仕様へのコメントを聞くと、(素人考えですが)いろいろ問題はあるようです

  • ドアが開かない←実際どの程度乾燥できるのか
  • ドアが開く←日本のキッチンに多い害虫対策は大丈夫なのか。蒸気が当たるキッチントップ天板の耐久が心配
  • ドアが開かない代わりに下から蒸気を逃す←蒸気があたるキッチン床の耐久が心配

この懸念については、ショールームへ行って聞いたのですが、各社の答えは「問題ない」でした。しかし、実際どの企業も(実機の運転をしてくれた企業でさえ)肝心のその瞬間は見られなかったので、正直に言うと「下の解答は本当かどうか(一消費者としては)まったく不明」です

  • ドアが開かない(ガゲナウ/ボッシュ)→ゼオライトと水タンクの結露でうまく行く。問題ない
  • ドアが開く(ミーレ/AEG)→運転後30分程度落ち着いてからドアは開くので蒸気が噴き出るわけではない。問題ない。(AEGからは「もし気になるのであれば、ドアを開けないように設定することも可能」との説明もありました。またミーレからは「初期設定でドアの開放をOFFにすることも可能」「チャイルドロックを掛けておけば、ドアが少し開放された状態での固定が可能」との回答がありました。消費者がそれぞれのお家の事情に合わせて随時設定できるのは、お子様がいる家庭にはありがたいですね)
  • 下から蒸気を逃す(アスコ)→問題ない

ヨーロッパ系の食洗機会社5社のショールームの立ち位置

ヨーロッパ系の食洗機メーカーは5社ありますが、どこもが一般消費者がアクセスしやすいわけではありません

きれいなショールームをオープンさせている会社もあれば、「予約して伺ったけれど、もしや場違いだったか」とこちらがちょっと萎縮してしまうようなショールームもありました

そもそも、大きく分けてヨーロッパ系食洗機メーカーは、ドイツ系とスウェーデン系に分かれます。ドイツ系は「ガゲナウ」「ミーレ」「ボッシュ」「AEG」スウェーデン系「アスコ」が都内にあります

そうして気をつけるべきは、ドイツ系「AEG」の親会社はスウェーデン系エレクトロラックス(Electrolux)です。もう何が何だか

このうち、一般ピープル向けのショールームを開放しているか、あるいは企業のスタッフさんがわざわざ(予約した消費者に対して)説明しに来てくれるショールームなのかで、ちょっと行く前の心構えが違いますよね

  • ショールームへどうぞ系:ミーレ(ステキなユニフォームをお召しの専門のスタッフさんが丁寧に案内くださいます。実機を1時間弱運転してくださいます)
  • ショールームがビルの1階で大通りにも面しているのにハイソすぎて入りにくい:ガゲナウ(企業の方が詳しく説明してくださいます。実機を一瞬ちょこっと運転してくださいます)
  • ショールームはビルの1階なのだが地下鉄駅から遠くて気づかない(都バスの停留所からはすぐです):アスコ(企業の方が詳しく説明くださいます。実機の運転はありません)
  • ショールームがビルの3階なので気づかない:ボッシュ(企業の方が詳しく説明してくださいます。実機の運転はありませんが、ゼオライトなる沸石を使った実験をしてくださいます)
  • ショールームがサラリーマンが沢山いるビルの6階だが別会社の中なので気づかない:AEG(企業の方がとても詳しく説明してくださいます。実機の運転も事前に依頼すれば可能です)

日本法人か輸入代理店かの区別

ドイツ本国ではボッシュとガゲナウは同じ企業の傘下です。ボッシュは BSH (Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH)のシーメンズ側の株を2014年に取得して100%子会社化しています。しかし日本では、ボッシュとガゲナウは別会社が輸入元になっていて、ここが混乱の元です

  • 日本法人:ミーレ (日本法人なので消費者にはなんとなく安心感あり)
  • 専門輸入代理店:ガゲナウ/アスコ
  • 日本では別の業態の企業が輸入代理店を兼ねている:ボッシュ
  • 親会社の日本法人が傘下の企業の製品を紹介するスタイル:AEG

ショールームの予約の有無

ショ―ルームを予約する必要があるか

基本的にフリーで入れるところも、ショールームは予約した方がいいです。フリーで入ったところで、説明がないと分かりようもありません

  • ショールームのイベントは要予約だが予約しなくてもショールームには入れる:ミーレ(しかし予約した方がもちろんベター)
  • ショールームの予約はマスト:ガゲナウ/ボッシュ/AEG
  • ショールームの予約は平日ならしなくて突撃してOK:アスコ

ショールームで資料がもらえるか

  • 資料を頂けます:ミーレ/ボッシュ/AEG/アスコ
  • 担当者のお名刺を頂けます:ミーレ/ボシュ/AEG
  • 資料はウエブサイト参照・お名刺もなし:ガゲナウ(これはボクへの対応だっただけで資料配布があるかもしれません)

ショールームでこちら側の情報を提供する必要があるか

  • 情報を書きます:ミーレ/ボッシュ
  • 情報は書きません:ガゲナウ/AEG/アスコ

まとめに代えて:各ショールームの都内の連絡先

各社の都内のショールームへの連絡方法などこちらをご覧ください。これから少しずつショールームの訪問記を書く予定です

ミーレ・ジャパン

ミーレセンター目黒:
  • 目黒区目黒2-10-11
  • tel 0120-310-793 (携帯からは通じにくい印象)
  • 11時~18時・水曜休 予約した方がベター
  • JR山手線目黒、都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線の目黒から徒歩13分くらい。ハードな権之助坂を下っていくので、行きは早いが帰りは結構辛い
ミーレセンター表参道:
  • 港区南青山4-23-8
  • tel 0120-310-724
  • 11時~18時・水曜休 撮影などで見られないこともあり予約した方がベター
  • 東京メトロ半蔵門線・銀座線・千代田線の表参道駅からステキな通りをぶらぶら4分程度、もしくは港区ちいばす「青山ルート」青南小学校前すぐ

ガゲナウ

  • 港区東麻布1-8-4 ザ・ベルグレイビィア1階/2階
  • tel:03-5545-3877
  • 基本的には土日休 必ず予約
  • 都営地下鉄大江戸線の赤羽橋から3分程度。東京タワーが見えている方向へ坂をあがるので行きはちょっとつらく、帰りは早い

ボッシュ

  • 中央区日本橋浜町3-26浜町京都ビル3階
  • tel:03-3663-8745 またはメールで予約
  • 10時~17時(土日祝休)必ず予約
  • 東京メトロ半蔵門線の水天宮駅から8分程度。時間帯によっては人通りが少なく、途中で「これで合っているのか?」と思わずGoogle先生に聞きたくなるのでお手元に。

アスコ

  • 港区南麻布3-19-23 (オーク南麻布ビル1階)
  • 平日は予約必要なし
  • tel:03-5488-8550またはメールで予約
  • 9時~18時(日祝休み・土曜は完全予約制平日は予約の必要なし
  • 東京メトロ南北線・都営地下鉄三田線の白金高輪駅から6分程度。土地勘がないと分かりづらいのでGoogle先生をお手元に。都バス(06系統)のバス停「四の橋」からはすぐなので、渋谷駅や広尾駅、新橋駅あたりから都バスへ乗るのもおススメ

AEG

  • 港区芝公園2-4-1芝パークビルA館6階
  • tel:03-6743-3070 必ず予約
  • 9時~17時半(日祝休み・土曜は月1回程度)
  • 他に親会社のエレクトロラックス社の製品も試せます
  • 都営地下鉄三田線の芝公園もしくは都営地下鉄大江戸線の大門、JR山手線・京浜東北線の浜松町が最寄り駅。大門からは徒歩3分程度

ってことで、今後少しずつショールーム訪問の感想を書く予定です。初回はあの憧れのガゲナウの予定です

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