建築大好きオジサンの覚書

55才からの迷わないマンションリフォーム

爽快ながらも「ひんやり飯」:オーストラリアの灯台カフェで乗客の無念を想う

今週のお題「ひんやり飯」

f:id:shirokumablog:20180831225454j:plain

ひんやりするならオーストラリアへ。なにしろ南半球は冬、"down under" (イギリスから見て地球の正反対の場所)ですから

 オーストラリアのイメージって「青い空、青い海、大自然、あっつーい!」って感じでしょうか。ボクもそうでした

でも、意外や南極に近づくと夏でも結構冷え冷えです。シドニーくらいまではジリジリ焼ける暑さですが、そうでもない地域も実は多いんですよね

JALが就航して最近やたらと宣伝しているメルボルンあたりは、夏でも冬でもなんだか同じくらいに涼しいです。南極からの風がきついので羽織り物をお忘れなく。

で、写真は、よく車のCMとかで使われている、うねうね道のグレート・オーシャン・ロードのどんづまりにある灯台 (Otway Lighthouse) のカフェ。

グレート・オーシャン・ロードは人気なのでバスツアーもたくさん企画されています。道中風光明媚だし、不思議な岩があったり、野生のコアラなんかも見られます。

さて、灯台ふもとのカフェでは、地元のおばさま方が手作り風スコーンを出してくださいます。クリームもジャムもたっぷりです。コーヒーはオーストラリア名物のフラットホワイト (*)ですが、紅茶は紙パックです

明らかに「ちょっとお手伝いに来ています」みたいなおばさま方がバタバタわちゃわちゃしながらお客たちにサービスしてくださるのが、ほほえましいです。周りはほとんど建造物がないので、爽快な海風を感じながら灯台を海のコントラストを楽しめます

実はこの灯台、有名な観光スポットでもあります。9時から5時までオープン。上に昇ると16.6オーストラリアドル掛かりますが、100年以上前の珍しい灯台用のレンズがあって、ボランティアガイドのおばあさんが詳しく説明してくれます。グレート・オーシャン・ロードのかなり奥なので、ここまでたどり着く観光バスツアーはあまり見掛けません。レンタカーをおススメします

灯台の先にはこの岬にまつわる歴史秘話が書かれている板が貼ってあります

その昔、この灯台の灯りを海上から見つけて

「ようやくたどり着いた!もうすぐ陸地だ!」

と嬉しさ爆発、一晩中パーティーしていたイギリス船・オトウエイ号があと一歩のところで難破。南極からの容赦ない風が船を押し流し座礁。高い岸壁に阻まれて、50人の乗客のうち、わずか2人しか生き残れなかったという恨みの岬だそうです。

イギリス風のスコーンをほおばりながらフラットホワイトをすすりましたが、冬の海風はこたえます

あまりにもお気の毒な乗客の方々の無念を想って「ひんやり飯」になっちゃいました

「世界一住みやすい街」メルボルンからちょっと足を伸ばして、灯台カフェにも是非!

 *(ご参考まで、オーストラリア名物のフラットホワイトは、濃いめのエスプレッソの上にフォームのミルクが掛けられているのがラテ風ですが、一番上はミルクになっていて、カプチーノみたいにシナモンやらチョコは掛かっていません。ウエットカプチーノというイメージだそうです)

www.shirokumablog-renovation.com