建築大好きオジサンの覚書

55才からの迷わないマンションリフォーム

『英国総督 最後の家』観てきました

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『英国総督 最後の家』観てきました。行ったかいがありました

掛かっている映画館が少なすぎて、やれやれ、新宿の武蔵野館まで奥さまと出掛けてきました

昔からある小さい映画館でリノベして頑張っているのですが、ちょっとスクリーンが下すぎて画面全体が見えにくいという残念さ。でも映画はなかなかでした

eikokusotoku.jp

『英国総督最後の家』の良かった点

  • 当たり前だけど全編イギリス英語
  • しかもとても分かりやすい発音
  • バラエティーのある語彙:タイトルのviceroy(植民地など統治者の代理を務める者)やas slippery as eels (人の性格がウナギのように掴みどころがない)などなど教養が足りないボクは初めて聞く単語がいくつもあって勉強になりました
  • お金が掛かった壮大なスケール:観光に行ったようなわくわく感
  • 造りこまれた総督邸:総督邸のインテリア・エクステリアともに一見の価値あり
  • 主人公の総督以外は「本人の映像に驚くほど似ている」ソックリさん配役:途中ではさまったニュース映像のご本人たちに激似で映像に入り込める
  • そこはかとないユーモア:緊迫感あふれる描写にもユーモアが。さすが
  • 歴史のお勉強復習:比較的公平な観点から描かれています

『英国総督最後の家』のちょっと残念だった点

  • 主人公の総督が本人とはまったく全然似て非なる顔立ち:『ダウントン・アビー』で人気を博したヒュー・ボネヴィルがマントバッテン卿役です。とってもいい人感満載で演技も上手なのですが、顔が本人とまるで違いすぎて
  • 歴史的にフェイク:致命的だったのが、映画のクライマックスで明らかになる「事実」が英国で「フェイクだ」と問題になっている点。歴史的考察をしたアドバイザーが『英国王のスピーチ』や『ダウントン・アビー』の「貴族階級のプロトコル」を監修したアラスタ・ブルースのみであることは、だいぶ手落ち感が否めないです

www.theguardian.com

  • 没になってしまった映像(Deleted Scenes)が面白い:インドの階級社会を表す例として飼い犬のフンを拾わない召使(階級的に拾えない)場面が良かったのに、なぜ没にしたんだろう

www.youtube.com

  • ちょっと残念なエンドロール:最近の映画で流行りの「オマケ情報」があったけれど、ちょっとボクの期待とは違いました。映画の最後で監督秘話が出るので最後まで座り続けて良かったのですが、マウントバッテン卿が1979年にIRAによって爆殺された点が明らかにはならなかったのがちょっと残念

まとめに代えて:マウントバッテン卿は日本が大嫌い

ビルマ、インドの独立がらみで主人公のマウントバッテン卿は活躍するのですが、映画ではインドの独立日をわざわざ「日本の敗戦日」に当てるなど日本大嫌いの演出が少しだけありました

それはさておき、ボクのような中高年シニア世代で意外ととても混んでいるので、映画の席は予約した方が安全です

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